委員長挨拶
 茨城県 高等学校体育連盟 剣道専門部 委員長
川﨑 臣

  令和5年5月8日に新型コロナウイルス感染症は5類に分類されることになり、今後も感染対策を継続していかなければならないものの、ようやく収束の兆しが見えてきました。これまで生活も諸活動も様々な制限を強いられてきましたが、その様な中でも茨城県選手の活躍は素晴らしく、関東・全国規模の大会でも結果だけでなく、質の高い剣道を評価されています。この活躍は選手および部員が一丸となって取り組んだ成果もありますが、それを支えるご家族や周りの方々のご理解とご協力、そして指導にご尽力をいただいた先生方のお陰だと心より感謝申し上げます。

 現在は少子化に加え、剣道の競技人口も減少傾向であり、剣道が盛んな茨城でさえも深刻な状況となっています。剣道は老若男女問わず一緒に稽古することができ、一生をかけて自分を磨くことができます。また仲間と共に切磋琢磨し、お互いを敬う心と形の礼法により節度ある生活態度を養うことができるため、青少年期に身に着けておくべき様々な要素があると感じています。小中学校で剣道を経験していた仲間、また高校から新しいことにチャレンジしようとしている仲間に是非とも剣道を勧めていただきたいと思います。

 本年度より茨城県高体連剣道専門部では青木部長をお迎えしました。今後も生徒たちが安心して競技に打ち込み、充実した活動ができるよう取り組んでまいりますので、何卒ご理解とご協力の程よろしくお願いします。

                                                      令和5年4月